最近よく次世代住宅ポイントはいつまで続くのですか?と
質問されます。
この制度は、消費税の増税による住宅需要の落ち込みを無くす
為に打ち出された特典です。期限は2020年3月31日までの着工
が条件となっております。
3月末で終わる制度ですが、最近の新型コロナウイルスの問題で
景気もさらに落込む雰囲気です。ひょっとすれば、延長になるか
も知れません?
住宅の購入は個人消費で一番大きなものですので、景気対策とし
て延長していただきたいものです!
9月10日に投稿しました「北陸地方には木造住宅の方が相性が良い!」
に質問がありました。
Q:木造住宅だとすぐにダメになってしまうのではないか?
A:木造住宅だからといってすぐにダメになるものではありません。
ただ、建築コストの話ですが、木造住宅の坪単価ですが 35万円~100万
円まで様々な仕様があります。当然キッチンやお風呂を最高級なものを
使われますと高くなってしまいます。
なのでここでは構造部分に関するところをお話しさせていただきます。
木造住宅において当社では最低限下の写真のような「耐震面材」を貼る
ことをお奨めさせていただいております。
高級な注文住宅を建てられている工務店さんやメーカーさんの建物には
必ず採用さている材料です。
内部から見るとこのように見えます。
この面材を柱の外側に貼る事で、外気が壁内に入る事がなくなり壁内結
露やカビの発生を防止する事ができます。
そればかりか建物自体の強度も、昔からの筋交いの工法に比べて格段に
強くなる画期的な建材です。
この耐震面材を使用した場合の価格ですが、一般的には坪単価65万円~
の金額が多いようです。
この様な工法は木造住宅の大敵である湿度から材木が守られ、カビが発
生しにくい構造だと言えます。
見えない所ですが一番大事なところです!
特に小さい子供さんの健康状態にも関係してきます。
また 良い断熱材と組み合わせることで、暖かく冬を過ごすことができる
住宅になります。
当社のお客様はほとんどがこの仕様なので、建築会社様に特別な価格で
建てていただいております。
価格にご興味のある方はお問合せ下さいませ。
先日 お客様から軽量鉄骨の住宅はいいのですか?それとも悪いのですか?
と質問がありました。
どのメーカーさんも今の技術で製作されているので、いい住宅だと思い
ます。特に地震に対しては素晴らしい性能を持っていると思います。
ただ 注意していただきたい点として、この北陸にその住宅の相性(気候
との)がどうなのかを冷静に見ていただきたいものです。
北陸地方は高温多湿・冬寒いという特殊な気候で、夏の湿度と冬の寒
さが建物に悪影響を与えます。⇒これがどの様に影響するのか・・・
壁内結露をおこす可能性が高くなり、住んでみるとタンスの裏や納戸
がカビだらけになる可能性があります。
カビは人体に悪影響(特に子供)を及ぼすので、カビが発生しにくい
住宅がいいと私は思います。(そうなると木造住宅になります)
そんな理由から北陸ではあまり流行らないのではないのでしょうか。
田んぼや畑に家を建てたいのですが、どのようにすれば良いのか?
とお問合せがありました。
この様な場合は、その土地を家を建てる事ができる状態にするまでにいくら費用が必要なのかを確実な見積もりを取らなければなりません。
まず
①農地転用に係る費用
②造成工事費(土留め擁壁工事等)
③申請をしていただく司法書士さんの費用
④上下水道引込に係る費用(本管からの距離によりかなり費用に差が出ます)
⑤雨水処理に関係する側溝の工事費
これらの費用が必要になってきます。
また、ほとんどのケースで地盤改良工事(柱状改良)が必要になります。
土地をいただける事はありがたいのですが、上記の費用を合計すると「意外にお金がかかりますね~」と皆さん言われます。
お安い工事費ではありませんので、確実に金額を見積りしてもらってから取りかかってくださいね。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ZEHの定義は
「一次エネルギーの年間消費量より、住宅で創ったエネルギーの方が
多い、もしくはその差がゼロになる住宅」の事をいいます。
簡単に言いますと、使うエネルギーよりも創るエネルギーの方が大きい
住宅をZEH住宅と呼びます。
しかし、これはあくまで計算上の話であり、使用している断熱材やサッシ
の性能などを細かくチェックする必要があります。
ZEH基準をクリアしている建物であっても、その性能がどれくらい続く
かなど専門家に意見を聞かれた方が良いと思います。
ZEH住宅は一般の住宅よりもかなり高額になりますので、一層の注意が
必要です。
これからの時代のエネルギー事情を考えますと、ソーラー等は三菱製が
いいと私は思います。(これには深い意味があります)
どこのハウスメーカーさんで建てても新築時の性能はあまり変わりません。
しかし、大切なのは新築時の性能がどれくらい続くかです。
特に石川県(北陸)は厳しい気候なので、厳しい気候に対応できているかどうかしっかり見る必要があると思います。
それと白アリ対策も見逃してはいけない重要なポイントです。
住宅は「建物の価格が高い」=「安心」だとは言い切れません。
建物の価格がお安くても性能の良い住宅を販売しているハウスメーカーさんや工務店さんがたくさんありますので、しっかりと建物の構造をみせてもらって研究された方が良いと思います。
また、断熱材も注意して見なければいけないポイントです。
必ずしも地盤改良工事が必要になるわけではありません。
土地の強度を測定して軟弱地盤の場合のみ必要になる工事です。しかし、土地を購入するまでは土地の強度を測定させてもらえませんので、地盤改良工事費は計画段階から予算取りされる事をお勧めいたします。