現在建設中の現場写真です。
何かおかしな所に気づきましたでしょうか?
縦に走る「大引き」を見ていただけますと、あれ?細い!とわかっていただけると思います。
実際に使用されているのは、2寸(6cm)の角材です。
大引きには通常3寸5分(10.5cm)を使用しますが、このサイズですと耐久性が問題になります!
この「大引き」は大切な土台となる材料です。日本の住宅は30年しかもたない!
と言われているのに、こんな事をすれば15年で1階の床がダメになってしまいま
す。
この事をお客様は知っているのでしょうか?
それが一番の問題です!
最近は建築資材・設備機器がかなり値上がりしましたが、仕入れが20%~25%値上
がりしていますが、おそらく販売価格をそれほど上げられないのでしょう。
だから利益率を少しでも上げる為に、見えない所の材料は少しでも安い物に変更
しているのでしょうね。
そんな事が想像されます。
最近の「家の買い方」を考えてみると、モデルルーム(完成品)を見て気に入った
メーカーさんですぐ契約されているようです。
家は一生使う物です! モデルルームの雰囲気で買うのではなく、見えない所に
どんな材料を使っているのか?など他社としっかり比較が必要です!
安易に決めてしまうと20年~30年先に大きな後悔をする事になってしまうかも
知れません。
ちなみに上の写真は、石川県の人であれば誰でも知っている有名メーカーですよ!
よくTVコマーシャルを流しています。
一生懸命に働いたお金です、大切に使って下さい。
住宅の購入・土地の購入に少しでも不安をお持ちになれば、遠慮なくご連絡下
さい。初回の相談は無料です!