下の写真の土地は新たに造成前した土地で、土地が低かったので
2m50cmほど盛土工事を行った土地です。
(隣地との境界にL字擁壁が建てられています)
ダンプで土を搬入した際、この土地の右側1/3くらいは土が足らずに
フカフカな状態で放置されていました。
おそらく「基礎をつくる時に土が出るので、その土で埋めればいい」
とでも思っていたのでしょう!
問題はここからです。
この基礎の下には地盤改良工事がなされていません!
ベタ基礎を採用しているので建築基準法上は建築は可能ですが、上物を
建築した後 早ければ1年もすれば外溝のコンクリートが割れ、最悪の
場合は住宅が右側に傾むいてしまうリスクがあります。
その他、地面が軟弱である為、様々な問題が起こる可能性があります。
住宅業界も今は厳しい時ですが、建築業者さんは本当の事をお客様に
話しているのでしょうか?
この様なリスクを建築主は聞かされていないと思いますが、そこに
何十年と住む家ですから、きちんとした家を建ててあげて欲しいもの
です!
弊社も長年この仕事をしていますが、本当に信頼できる建築業者様とは
なかなか出会えないのが現状です。
何とか建築業界全体を良い方向に変えたいと思っています!
住宅建築に少しでも不安をお持ちの方は、遠慮なくご連絡下さい。