本当にあった怖い話

本当にあった怖い話 その④ 本当に注文住宅? 

2021年2月23日

これは弊社お客様の建築現場(室内側)の写真です。

見る人が見れば、「きちんとした工事をしている」と言うのがわかる写真

だと思います。

柱と柱の間に細い間柱があり、隙間なく断熱材が充填されてます。

そして横に走る木材は貫(ヌキ)と言われる部材で、床から天井まで合計

10本打ち付けられています。

この上に防湿シートを貼り、プラスターボードを貼り、表面にクロスを

貼って仕上げとなります。

 

この貫(ヌキ)は大変重要な役割をしていて、細い間柱も貫(ヌキ)が

あることで強くなります。

地震など横方向の力がかかった時に、ひずみを最小限に抑えてくれる役割

をしてくれます。

 

最近は注文住宅なのに、この貫(ヌキ)まで削減するハウスメーカーさん

があります。

貫(ヌキ)を抜く工法は、超ローコストメーカーさんだけでしたが、普通

に注文住宅を建てるハウスメーカーさんまで、貫を削減する会社があります。

貫(ヌキ)ばかりではありません。

日本建築では910mmの間隔で本柱が入るのが普通(写真通り)ですが、

柱3本に1本をコストダウンの為に削減するのが普通になっています。

 

この様な内情は一般の方ではわからないと思います。

 

この様な貫(ヌキ)のない工法で正しいのですか?と相談があり、

弊社のお客様の現場を見ていただき、その方は茫然とされていました。

貫(ヌキ)ばかりではなく、柱の材質、無垢の床材(オーク)、捨て貼り

の厚み、床下や天井の断熱材の材質・厚み、外壁の仕上げの工法、など

どこをとっても弊社がご案内した建築現場の方が勝っていたそうです。

 

一番ショックを受けられたのが、弊社のご案内した建築現場が、

「質が良くて、価格が安い」ことだと言われました!

 

この方は最終的にはもっと驚かれる事になったのですが・・・

 

建築の工法については、その会社様により考え方に違いがあります。

弊社が推奨する工法についても賛否がございますが、コストダウンか

どうか?は見る人が見ればわかります。

 

弊社の仕事は、限られた予算で安心できる家を購入していただく事です!

30年・40年 先も安心して使える住宅の仕様をご提案したく思っております。

 

住宅購入の失敗は、一生涯続くと言っても過言ではありません!

契約書にサインしてしまえば、もう後には戻れません!

返品もできません!

住宅購入は大きなお金を使う「人生最大のイベントです」

 

少しでも不安や不満をお持ちの方は、ご遠慮なくご連絡下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にあった怖い話 その③ FPにご用心!

2021年2月16日

最近ハウスメーカーさんで話を進めると

「FPさんとお金の話をしてみませんか?」とか「お金のプロに資金相談

してみませんか?」などとFP(ファイナンシャルプランナー)とお金の

話をするように持ち掛けられます。

私たちは同席しませんので納得するまでご相談下さい」などと言う

営業マンも多いようです。

時には「FPの先生に見ていただきましょう!」なんて言葉を使ったり

します。

相談料金は必ず無料(お支払いは発生しない)となっています。

これって皆さんどう思いますか?

 

話を進めると、住宅購入に関するお金の話をしていたはずですが・・・

保険販売(生命保険や火災保険)の話になっているはずです。

住宅ローンが始まると人生のリスクが増えるとか、保険を最小限の金額

にして、住宅ローンの返済を増やした方がお得だ!とか言われます。

皆さんが知らないような資料を見せられ、最もらしい話しをされ生命保険

の加入を進められます。

時にはハウスメーカーの営業マンから、加入を後押しするような言葉が

聞こえてきます。

 

ハウスメーカーさんから紹介されたFPさんは、

「住宅購入を考えているお客様を紹介してもらい保険の募集をする」

と引き換えに、皆さんの情報をハウスメーカーさんにお話しされます

それと、紹介元のハウスメーカーさんを誉める様な話をします。

また、競合しているハウスメーカーさんなどがあれば、その会社も聞き

出して紹介元にお話しされています。

 

ある意味「スパイ」ですね!

 

まず、この石川県に住宅案件を専門にしているFPさんは、何人も存在

しません。(私を含めても数人です)

どのFPさんも、保険の販売を仕事としていて、皆様の事は保険の販売先

としか見ていません。

「住宅専門FP」とか言ってますが、ほとんどの人が保険代理店を運営し

いるもしくは保険会社の社員(保険代理店に所属している)人ばか

りです!

 

こんなお話しがあります。

ハウスメーカーさんに紹介されたFPが、お客様の親御さんから引き継い

生命保険を解約させ、住宅購入の頭金として支払いに使用させたそう

です。

それを知った親御さんが激怒して、ハウスメーカーさんに殴り込み・・・

かなりもめたそうです。

 

このようなケースはよくある話です!

親御さんの気持ちを無視して、住宅の頭金と新たな生命保険の販売・・・

昔の保険は、続ければ将来役に立つ保険が沢山あります。

将来の財産となるものもあります!

それを解約させる?

 

こんな仕事はプロの仕事ではない!

 

一度解約した保険はもう元には戻せません!

保険の見直しはセカンドピニオン(他の人の意見を聞く事)が必要です!

 

皆さん、紹介されたFPさんを簡単に信用しないで下さい!

罠に掛からないで下さい!

昔から「タダほど高いものはない!」と言いますが、「無料」には

気を付けて下さい。

「無料」で成り立つ仕事はありません!

 

お金のご相談・住宅ローンのご相談・住宅購入のご相談

何でも遠慮なくお問合せ下さい。

弊社は100% お客様本位の会社です。

必ずお役に立って見せます。

 

 

 

 

 

本当にあった怖い話 その② 基礎図面が2枚?

2021年2月10日

今 住宅を建てている者です。

私の持っている基礎図面と現場の施工が、どう見ても違うようなのですが

一度見ていただけませんか?

また、どの様に話せば良いのでしょうか?

こんなお問合せが以前ありました。

 

お客様とお会いし基礎図面を前に、どこが違うのか説明をしていただきました。

基礎図面だけを見ると何もおかしな所は無いのですが、お客様が言われたのは

①コンクリートの厚み

②鉄筋の太さ

③配筋の量 が図面とは違うと言われました。

 

実際に見てみない事にはわからないので、お客様と建築現場に同行・・・

現地で確認してみると、

・コンクリートは図面サイズより薄い

・鉄筋は図面サイズより細い 

・配筋されていない所が何か所もある

他にもお客様が持っている基礎図面との相違点がいくつもありました

 

翌日 基礎屋さんに聞いてみると

「図面通りに作ってるよ!」「間違いない!」と話を聞いてくれません!

これが契約図面です!契約図面とは明らかに違う!と言うと、やっと話が

できました。

話ができて驚きました!!  基礎屋さんが持っている基礎図面と施主が持って

いる基礎図面が全く違う物なのです!

 

「同じ現場に基礎図面が2枚ある」ことがその時にわかりました。

当然ですが施主が持っている基礎図面よりお粗末な施工になっていました。

その事をハウスメーカーさんにお伝えし、原因の説明と図面通りの施工を

求めました。

返事をいただくまで工事はストップ・・・

返事が来たのが、何と4ヶ月後(それまで何をしていたのか?)。

 

返答は、「見積り依頼時の図面で施工指示してしまった」との事。

私は、本当? うそでしょ!と思いながらも、図面通りの基礎に

再施工する事を要求!して、返事を求めました。

 

返事をいただいたのは、それから3ヶ月後でした!

返事は、「再施工はできないので補強で対応させてほしい」。

施主さんは、これ以上工事が遅れる事になるので、それでOKを

出されました。

 

この様な問題はおそらく沢山あると思います。

基礎は、建物が建ってしまえばわからなくなる!そしてお客様は

建築に詳しくないのでわかるはずがないだろう・・・などと

思うのでしょう!

 

私にしてみれば、これは詐欺だと思います!契約を白紙撤回できる

くらい重大な過失です!

建築請負契約の大前提で、施工業者は図面通りに施工する事が要件

となっています。

これは契約の不履行に該当します。

 

この様にお客様には見えない所で、手抜きや仕様の簡素化などが

利益を増すために行われていると思います。

このハウスメーカーさんは、皆様がよく知っているハウスメーカー

さんですよ!

TVコマーシャルや雑誌の掲載もしているハウスメーカーさんです。

それを信じてお客様は契約されるのです!

もっと責任ある工事をして下さい!と叫びたくなりました。

 

住宅の購入は、分からない事が沢山あります。

少しでも不安がある方は、遠慮なく弊社にお問合せ下さい。

「安心できる家づくり」を一緒にいたしませんか?

 

※最終的にこのお客様は、1年遅れで引き渡しされました。

お客様は、知名度とモデルルームだけで判断してしまい、こんな

ハウスメーカーに頼んだ事を後悔されていました。

 

 

 

 

本当にあった怖い話 その① 見積書?契約書?

2020年8月21日

今回から私が今までに経験した、この住宅業界の「怖い話」を連載させて

いただこうと思います。

これは本当にあったお話しです!

 

お客様から「見積書を確認して欲しい」とお電話をいただき、ご自宅に訪問。

「この見積書が適正なのか確認して下さい」と差し出されたのが、なんと

表紙に【工事請負契約書】と製本された書類を出してこられました。

すみません、これは工事の請負契約書なのですが・・・?

「請負契約書」の確認ですか?と聞きなおしたところ、ご夫婦ともに口を

ポカンと開けた状態でフリーズ。

 

次に出た言葉が、ご夫婦して「契約なんてした覚えがない!」でした。

中を確認させていただくと、印紙を貼り、割り印を押し、約款も添付され

ている正式な契約書でした。

 

契約した覚えがないのですか?とお聞きしたところ、ご夫婦共に「契約

なんてしていない」とのご返事。

それでは、目の前の「工事請負契約書」はどういう事なのでしょうか?

お聞きしたお話しでは、ハウスメーカーさんの営業マンから、「見積書

のような物です!ここに印鑑を押して下さい」と言われて印鑑を押した

そうです。

これは完全に消費者契約法違反ですよ!

※消費者契約法とは消費者を守るための法律で、「内容を理解しないまま

契約書にサインをさせられた場合は無効にできる」という内容です。

 

「契約の白紙撤回を求めますか?私も同席させていただきますが・・・」

このハウスメーカーさんは友人の紹介だったので、そうなると友人との

関係も心配になります。少し夫婦で考えさせて下さい・・・。

 

この様なお話しがありました。

契約書に一度押印すると、白紙撤回するのにはかなりの労力が必要になり

ます。

白紙撤回はなかなかできません。

 

このお話しはお客様がお若い夫婦で、何も分からない事をいい事に、強引

に契約をしたのでしょうね!(見積書とウソをついて)

昔はよく聞いたお話しですが、今でもこんな事をするハウスメーカーさん

があるんだ!と怖くなりました。

 

このハウスメーカーさんは、テレビでコマーシャルを流している、誰もが

聞いたことのある有名なハウスメーカーさんですよ!

 

住宅購入は「会社が大きいから安心」とは言い切れません。

住宅購入時のトラブルは、最終的にはお客様の泣き寝入りで終わります!

印鑑を押す時は全ての内容を理解した上で押印して下さい。

少しでも不安や心配がありましたら、遠慮なく弊社にご相談下さい。

※弊社ホームページから問い合わせが可能です。

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