本当にあった怖い話

本当にあった怖い話 その⑤ 専門家の意義!

2021年11月13日

今回は「火災保険」における保険会社の対応についてのお話しです。

不幸にもお隣さんが火事になり、その火事をもらい火した方からのご相談

でした。

 

お電話にて「火災保険の支払われ方」について教えて欲しいとの依頼が

あり、お客様とお会いして事情を詳しくお聞きさせていただきました。

火災保険には加入しているのに、もう家が使い物にならなくなっている状

態にもかかわらず、支払い予定額が1300万円と案内が届いたそうです。

もう家が使い物にならなくなっているのに、1300万円では建替えどころ

修復すらまともにできない!とかなり憤慨されていました。

 

保険会社は現場の確認は外から見ただけで、内部は何も確認されなかった

そうです。

それはおかしい!

と思い、支払い予定金額の1300万円の明細を請求しました。

すると、「部分焼失保険金として1300万円」と記載されているだけで、

細かい事は何も記載されていませんでした。

 

私は、火災案件に詳しい保険代理店の社長さん、工務店の社長さんとチー

ムをつくり、修復に掛かる費用の全てを洗い出しして一覧にしました。

すると総額2580万円となり、その書類を持ってお客様と一緒に保険会社

に直接相談を申し込みました。

詳しくは記載できませんが、火災保険には修復費用の他に残存物処理費だ

とか、仮住まい費用だとか、諸々の諸費用が支払われるのが通常です。

その項目が1つも記載されていなかったので、私達プロの集団は火災及び

消火活動にて損害を受けた物全てが火災保険で付保されるものだ!

と詰め寄りました。

 

後日、保険会社から回答があり、「火災保険支払予定金額2580万円」

通知がありました。

 

お客様も私達もビックリ!100%要求が通りました

1280万円の増額です!

お客様には大変喜んでいただき、自分たちの存在意義に自信を持てました。

 

最終的にはこの保険金を使って新築の住宅を建てる事になり、弊社にて

コンサルを請け負う事になりました。当然ですが、建築会社は修復の見積

りを出していただいた工務店さんとなり、火災保険は協力いただいた保険

代理店さんにお任せする事となりました。

 

今回のお話しのように「住宅」も「保険」も、知らない人が損をして、

知っている人が得をする世の中になっています。

「住宅」も「保険」も非常に高価なお買い物です。

その機能を十分に発揮できように、身近に専門家がいれば安心できると

思います

 

住宅に関係する事で不安や不満がある場合は、遠慮なく弊社までご連絡

下さい。

全力で対応させていただきます!

 

ページトップへ