田んぼや畑に家を建てたいのですが、どのようにすれば良いのか?
とお問合せがありました。
この様な場合は、その土地を家を建てる事ができる状態にするまでにいくら費用が必要なのかを確実な見積もりを取らなければなりません。
まず
①農地転用に係る費用
②造成工事費(土留め擁壁工事等)
③申請をしていただく司法書士さんの費用
④上下水道引込に係る費用(本管からの距離によりかなり費用に差が出ます)
⑤雨水処理に関係する側溝の工事費
これらの費用が必要になってきます。
また、ほとんどのケースで地盤改良工事(柱状改良)が必要になります。
土地をいただける事はありがたいのですが、上記の費用を合計すると「意外にお金がかかりますね~」と皆さん言われます。
お安い工事費ではありませんので、確実に金額を見積りしてもらってから取りかかってくださいね。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ZEHの定義は
「一次エネルギーの年間消費量より、住宅で創ったエネルギーの方が
多い、もしくはその差がゼロになる住宅」の事をいいます。
簡単に言いますと、使うエネルギーよりも創るエネルギーの方が大きい
住宅をZEH住宅と呼びます。
しかし、これはあくまで計算上の話であり、使用している断熱材やサッシ
の性能などを細かくチェックする必要があります。
ZEH基準をクリアしている建物であっても、その性能がどれくらい続く
かなど専門家に意見を聞かれた方が良いと思います。
ZEH住宅は一般の住宅よりもかなり高額になりますので、一層の注意が
必要です。
これからの時代のエネルギー事情を考えますと、ソーラー等は三菱製が
いいと私は思います。(これには深い意味があります)
本来、たとえ親からの援助であってもお金をもらうと税金がかかります。
しかし、受け取り方や受け取る金額により税金がかからない方法があります。
特に住宅の購入ともなれば贈与税の非課税枠がありますので、その制度を使われる事をお奨めします。
その非課税枠も住宅(建物)の性能により変わりますので注意が必要です。
国税庁のホームページ(検索:No.4508)に詳しく書かれています。
どこのハウスメーカーさんで建てても新築時の性能はあまり変わりません。
しかし、大切なのは新築時の性能がどれくらい続くかです。
特に石川県(北陸)は厳しい気候なので、厳しい気候に対応できているかどうかしっかり見る必要があると思います。
それと白アリ対策も見逃してはいけない重要なポイントです。
住宅は「建物の価格が高い」=「安心」だとは言い切れません。
建物の価格がお安くても性能の良い住宅を販売しているハウスメーカーさんや工務店さんがたくさんありますので、しっかりと建物の構造をみせてもらって研究された方が良いと思います。
また、断熱材も注意して見なければいけないポイントです。
必ずしも地盤改良工事が必要になるわけではありません。
土地の強度を測定して軟弱地盤の場合のみ必要になる工事です。しかし、土地を購入するまでは土地の強度を測定させてもらえませんので、地盤改良工事費は計画段階から予算取りされる事をお勧めいたします。
銀行さんのような金融機関では、他の銀行さんの商品の説明を禁じられています。
これは金融庁の指導によるもので、お客様が多くの住宅ローン情報を知りたい時は、自分でたくさんの銀行さんに行かなくてはなりません。
多くの情報を一度に知りたい場合は、弊社のような住宅関連に精通している会社にお聞きになるのが一番早道だと思います。
多くの方はフラット35の金利はどこも同じだと思われているようですが、金利の設定は取扱い金融機関により変わります。また金利だけでなく融資手数料も違いますので、金利だけでなく手数料やつなぎ融資の利息などを含めた総合的な判断が必要になります。
住宅ローン商品はたくさんありますが、2つとして同じものはありません。
お客様の・勤務先・年収・奥様の収入・頭金の金額・贈与の有無・借入希望額・返済計画・ライフプランなどによりお勧めする金融機関は変わります。